保育士殺害事件 当時高校生の男「人生や幸せ奪い 申し訳ない」 鹿児島
おととし徳之島で保育士の女性を殺害した罪に問われている当時、高校生だった男の裁判員裁判です。男は「人生や幸せを奪い申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた一方、「将来への不安があった」と動機を語りました。
起訴状によりますと当時高校生で現在19歳の男は、おととし11月、伊仙町の保育士・菊池房子さん(55)を殺害した罪に問われています。
鍵が開いていた居間の窓から侵入し、帰宅した菊池さんの胸などを刃渡り約12cmの包丁で数回突き刺したとされています。
19日の初公判で男は起訴内容を認めていて、検察・弁護側ともに犯罪事実に争いはありません。
20日の被告人質問で男は「被害者宅に侵入し脱衣所のすりガラス越しに待ち伏せていた。
足音を立てないよう近づき首などを刺した。倒れた被害者から誰なの?と言われ、左腕で顔を隠しまた刺した」などと殺害の状況を詳細に話しました。
なぜ菊池さんだったのかと問われるとー
「話したこともなかったが帰宅時間などの行動を把握していたから」と話した一方、
「菊池さん宅からの音にストレスを抱えていた。勉強もできず将来への不安があった」と動機を語りました。
被害者や遺族への思いを聞かれー
「自分の身勝手な行いでこの先の人生や幸せを奪ってしまい申し訳ない」と謝罪の言葉を述べました。
裁判は来月9日に判決が言い渡されます。